3つのメニューをご用意しています。
リアルなタトゥーのように紺色に染まります。
ヘナで肌に橙・茶色に染める、インドに古くから伝わるボディーアートです。
エキゾチックな細かい模様のデザインをお描きします。
8ヶ月以降の妊婦さんのお腹にペイントします。
色はジャグアとヘナどちらかを選んでいただけます。
中南米に生育する「ジャグア」という木の果実の果汁を染料にして肌を染めます。さらに詳しく
ジャグアタトゥーの特徴
●施術後2~4日後が最も濃くなります。
●一時的なタトゥーを楽しみたい方
●本物のタトゥーを入れる前のお試しとして
●舞台や撮影など遠目からでも目立たせたい時
※ イチゴ、ナッツにアレルギーがある方は、アレルギー反応が出る可能性が高いので施術できません。
施術当日の注意点
●施術後にしていただくこと
施術から2時間~6時間(夏場は3時間)以内にご自身でインクを洗い流す必要があります。背中など出先で洗えない部位の場合は、シャワーで洗う必要がありますので予定を調整してご来店ください。
●施術後してはいけないこと
インクを洗い流すまでは施術部位の汗かき・水濡れは厳禁です(絵が滲んでしまいます)。汗をかく運動や、夏場は街歩きを避けお帰りの際はお車かタクシーのご利用をお勧めします。徒歩で駅に向かう場合は携帯型扇風機や保冷剤があると便利です。
●施術翌日~絵がある間に強い日差しを浴びる時は、必ず日焼け止めで保護してください。保護しないと皮膚炎の症状が出ることがあります。また、絵の部分だけ日に焼けず白抜きになってしまいます。
メヘンディ
インドに長い年月にわたって伝わるボディーアート、‟メヘンディ”。ヘナタトゥーと呼ばれることもあります。
エキゾチックな細かい模様を肌に描き込んでいきます。
染料となるのは、北アフリカ~インドにかけて生育する「ヘナ」という木の葉です。さらに詳しく
メヘンディの特徴
●施術後1~3日目が最も濃くなります。
●優しい自然な色合いやエスニックな雰囲気が好きな方に。
●染色力が弱いため、鎖骨、二の腕は薄くしか染まりません。
※乾燥肌の方は脛に施術するとかぶれが出るので別の部位への施術をお勧めします。
マタニティ・ペイント
妊娠8ヶ月~出産予定日1ヶ月前までの妊婦さんを対象としたペイントです。ヘナ(橙色)かジャグア(紺色)どちらかをお選びいただけます。上記のジャグア、ヘナの注意点もご確認ください。
料金
¥13,200(ペイントの大きさ制限なし)
ご自宅出張の場合、+現地までの往復交通費
●所要時間:2時間半~3時間
●3日~1週間ほど染まった状態を楽しんでいただけます。
※染まり具合、色の持ち具合には個人差があります。
●染まった状態を写真スタジオ等で撮影したい場合は、絵が一番濃くなる施術から2~3日後の撮影がベストです。
●カメラマンによる撮影は行っておりません。
●画像は染料が乗っている状態です
染まる色は、ヘナは橙色、ジャグアは紺色です。染料が乗った状態で撮影したい場合は、施術現場にカメラマンの手配をお願いいたします。
施術後の注意点
●ヘナの場合
施術後は染料の上から保護テープを貼り、そのまま4時間放置した後ご自身でテープを剥がしていただきます。ペイント後終日汗かき・水濡れができません。夏場は日中の外出を避けてください。入浴時のコツは当日お伝えいたしますが、施術前に済ませておくのがベストです!
●ジャグアの場合
施術から2〜6時間後にインクをご自身で洗い流す必要があります。ご予定の調整をお願いいたします。
施術場所について
●出張の場合
出張先は阪急苦楽園口駅から1時間半以内の場所まで可能です。
ジャグアの文化的背景
■染料となる植物「ジャグア」について■
ジャグア(学名:Genipa americanaゲニパアメリカーナ)は、南米北部(ペルー南部まで)、カリブ海、メキシコ南部、標高1200mまでの熱帯雨林に自生する、高さ15mほどに成長する中型の木です。※熱帯フロリダの南からアルゼンチンまでという説もあり
現地では「Huito(ウィト)」と呼ばれますが、今日の欧米やアジアで楽しまれているボディーアートとしては、「Jagua(ジャグア)」と呼ばれます。インカ帝国時代には、「hawa」「wituq」と呼ばれており、英領西インド諸島では「marmalade box(マーマレードの箱)」と呼ばれていました。
葉は長さ20~35㎝、幅10~19㎝の楕円形、濃緑色をしています。花は白、黄色、赤色で、直径5~6㎝で5枚の花弁があります。果実は直径5~8㎝です。この果実の果汁に、ジャグアタトゥーの染料となる成分「Genipin (ゲニピン」が含まれています。このゲニピンが、肌のタンパク質とアミノ酸に反応することにより青く発色します。
参考
Jagua Ink
メヘンディの文化的背景
■文化的背景■
メヘンディとはインドのヒンディー語で、「ヘナ」という植物を染料にして体に絵柄を描くこと、またはボディーアートそのものを意味します。元は北アフリカ~インド周辺の国々の文化で、古来よりおめでたいことがある時や魔よけのお守りとして施されてきました。はじめはヘナを薬草として利用していたものが、いつしか模様として描かれ儀式などに取り入れられるようになっていきました。
しかしメヘンディの起源は、はっきり判明していません。青銅器時代(紀元前1500年前後)のころから、若い女性の身体装飾のためにヘナが使われてきたという説があります。また地中海沿岸地域に立つ、紀元前1500年~500年ごろに作られた若い女性の彫像の手には、ヘナの装飾らしきものが見られます。
現代では、日本でも有名なのがインドの結婚式でのメヘンディでしょう。式の前に花嫁が(地域によっては花婿も)手足をびっしりと描かれたメヘンディの模様を染め上げ、結婚式を迎えるという習慣があります。 メヘンディは幸運を呼ぶものとされています。また市場などに行くと路上にメヘンディ描きがお店を出していたり、時には友達同士で描きあったりすることもあります。
モロッコでは、出産前後の女性は邪悪な精霊に狙われやすいとされています。そのため身を守るためにお腹にヘンナ(モロッコでメヘンディをこう呼びます)を施します。また伝統的にはハマムという公衆浴場で、体を清めるためにヘナで肌を染めていました。
メヘンディの文化がある国々では、おしゃれとしての要素の他に、幸運の象徴であったり、不吉なものを寄せ付けない・浄化するという側面もあります。
■染料となる植物ヘナについて■
ヘナ(学名:Lawsonia inermis)は、北アフリカ、西部と南部アジア、北部オーストラリアの砂漠地域に育つ常緑低木です。3~6メートルに育ち、白色、ピンク色の花を咲かせます。葉の形は楕円形で、木の葉の部分に多く染色成分が含まれています。
メヘンディを描くには、木の葉を粉末状にしたものに水などを加えペースト状にして、使用します。Mehndi TARAで使用するヘナペーストは自家製です。市販のヘナの葉の粉末に、水、レモン果汁(ヘナの細胞から染色成分を引き出すため、肌を柔らかくすし成分を深く浸透させるため)、砂糖(粘りを出し肌に密着させるため)を加えてペーストを作っています。
■染色に関わる成分と仕組み■
ヘナに含まれている染色に関わる成分は、「ローソン」と「タンニン酸」です。 ①ローソンは『ナフトキノン』という赤色系の色素を含んでいて、肌のタンパク質(アミノ酸)に触れると発色します。②タンニン酸は肌のタンパク質と強く結合する性質を持ち、色素が肌に定着する役割をします。③空気に触れることにより酸化が進み、濃い色に発色します。色素とタンパク質(皮膚)の結合も進み、洗っても落ちなくなります。
ヘナの成分は肌の角質層に浸透していきます。そのため角質層の重なりが深い部位ほど濃く見えます。また体温が高いほど肌細胞が柔らかくなり成分が肌の奥へと侵透し、また染色に関わる成分の働きもよくなります。ですので、角質層が厚く体温の高い部位ほど濃く染まります。染まり具合の違いの詳細は<こちら>です。
参考
Web
書籍
Henna's Secret History by Marie Anakee Miczak
Menstrution and Henna Pollution & Purification by Catherine Cartwright-Jones
MEHNDI The TIMELESS ART of HENNA PAINTING by Loretta Roomr
Mehndi design book マリア書房