紺色に染まる ジャグアタトゥー
中南米に生育する「ジャグア」という木の果実の果汁を染料にして肌を染めます。文化的背景はこちら。
染まる色
紺色
施術後2~3日後に最も濃くなります。
・一時的なタトゥーを楽しみたい方
・本物のタトゥーを入れる前のお試しとして
・舞台や撮影など遠目からでも目立たせたい時
日持ち
施術初日 | 薄い色をしています |
3~5日目 | 最も濃い状態 |
~1週間 | 細い線が薄くなってきます |
1週間~ | 細い線は消え、太い線も薄くなります |
~2週間 | 完全に消えます |
※描く部位、季節、体質により差があります。
肌の角質層を染めることで絵が出来上がります。新陳代謝で垢として落ちていくことで、絵がフェードアウトするように消えていきます。本物のタトゥーのように真皮までは色は入らず完全に消えるので、ご安心ください。
■染料となる植物「ジャグア」について■
ジャグア(学名:Genipa americanaゲニパアメリカーナ)は、南米北部(ペルー南部まで)、カリブ海、メキシコ南部、標高1200mまでの熱帯雨林に自生する、高さ15mほどに成長する中型の木です。※熱帯フロリダの南からアルゼンチンまでという説もあり
現地では「Huito(ウィト)」と呼ばれますが、今日の欧米やアジアで楽しまれているボディーアートとしては、「Jagua(ジャグア)」と呼ばれます。インカ帝国時代には、「hawa」「wituq」と呼ばれており、英領西インド諸島では「marmalade box(マーマレードの箱)」と呼ばれていました。
葉は長さ20~35㎝、幅10~19㎝の楕円形、濃緑色をしています。花は白、黄色、赤色で、直径5~6㎝で5枚の花弁があります。果実は直径5~8㎝です。この果実の果汁に、ジャグアタトゥーの染料となる成分「Genipin (ゲニピン」が含まれています。このゲニピンが、肌のタンパク質とアミノ酸に反応することにより青く発色します。
参考
Jagua Ink